僕の賜物・49歳FIRE生活 (ぼくたま)

僕とパートナーとワンちゃん2匹のセミリタイヤ生活

簡素な生活

これでいい。これがいい。

20代、30代は「あれもいい」「これもいい」と気になる良いもの全てを手に入れたくて、限りなく手に入れる事が豊かだし、そのために頑張って稼ぐ事を目標にしていました。 ただ、年齢や時代と共に「良いと思うモノ」は変わるんですよね。趣味が変わる度に買い…

49歳にして「人生の軸」を変える。

僕は、30年近くの会社員生活の後、早期リタイヤしたのですが、会社員って自営業の方と比べてもやっぱり「不自由」は否めないな、と改めて思い返します。もちろん「給与」という「安定」との引き換えですが、会社員を続けていると、どうしても生活の中心が「…

「書く」で整える。

僕は、コロナ禍後から「書く」事に興味を持ち始め、この3年ほどは日記や手帳などに日々の様々をゆる〜く書き記しています。何か決めている訳でもなく、気分が乗らなかったり時間がなかったら書かない時もあるのですが「書く」ことの効果を実感した事を機に、…

「出家」したIT企業家に親近感。

僕も、小野裕史さんの存在を知ったのはメディアで報じられていたのがきっかけなのですが、IT企業家として「ジモティー」などのサービスを数々立ち上げられたり、有望なベンチャー企業への投資事業などで大きな資産を築かれた方であるにも関わらず、コロナ禍…

「アラフィフ」で方向転換す。

僕は、49歳でFIREしたのですが、それには周りの人々の影響も多いにありました。 以前の会社の上司も48歳で独立されましたし、行きつけのお店のマスターも管理職をされていたそうですが50歳で会社員を辞めてお店を始めたり、友人・知人も40代半ば ~ 50代前半…

「マイクロ農業のすすめ」に学ぶ。

昔も今も「自給自足な生活」はメディアでも取り上げ続けられ、これからも定期的に目にする様に思います。 人は都会の便利な生活に憧れ、田舎の不便さを少々蔑みながら、その利便性を享受しつつも「自給自足」のある意味「様々なしがらみから解放されているで…

年収200万円生活。

「いつかは会社を辞めよう」と、会社員時代から少ないお金で楽しく生きる事が何とか出来ないか、と考えていた時に、おづまりこさんの「年収200万円生活」を良く読んでいました。 「年収200万」というと、決して裕福な金額ではなく、そこから家賃、水道光熱費…

「安心」して暮らすには。

会社員時代の僕は、将来の不安を振り払うように懸命に働き、より多くの給与を手にして備える事が大事だと信じていたと思います。 しかしながら、FIRE暮らしを始めてからも感じているのは、安心して暮らすには「多くのお金を確保する」よりも「少ないお金で暮…

「脱成長」に納得。

僕は、49歳で会社員を辞めて、早期リタイヤしたのですが、その一因にはコロナ禍を始め、昨今の世界情勢も少なからず影響を受けていた様に思います。 大国では政治主導での分断が始まり、コロナ禍で国同士の行き来が出来なくなり、気候変動が激しくなり、地球…

過度な消費を手放す。

経済活動の基本中の基本は、消費です。GDPの大きな要素も個人消費です。しかし、 「過度な消費を手放す」 が出来ないと、FIRE生活は難しいと思います。何が「過度」かは人それぞれですが、実際にFIREしてみて感じるのは、FIREへ踏み切る決め手は、 「資産の…

「自由」な暮らし。

僕は49歳で会社を辞めるまで、長年ホワイトカラーの会社員だったので、典型的な9時 ~ 6時で働いて土日の週休2日と祝日休みという生活サイクルを、かれこれ30年近く過ごしていました。 会社員を辞めようと思った時「これからは、出来るだけ縛られず自由に暮ら…

年金だけじゃ足りない問題。フィンランドのお話。

50歳を目の前に「これっぽっちの年金では食べていけない」と多くのメディアで語られている事もあり、これからの高齢化社会への不安はより大きくなる様にも思います。現在の国民年金を満額払っても「月6万5千円」の年金所得では、家賃がなくても生活は難しい…

「公私融合」で暮らす。

仕事人として「公私混同」はいけませんが、50歳を目の前に会社員を辞めた僕は今、「公私融合」を目指しています。 会社員時代は人生の中心が「仕事」だったのですが、今は「暮らし」を人生の中心に生きています。会社員時代には「ワークライフバランス」や「…

「簡素な暮らし」の価値観

僕は、稲垣えみ子さんの暮らしに感銘を受けたものの、彼女の様な「電気を使わない生活」などを極めているわけではありません。ただ、稲垣さんの著書はほぼ読破し、エッセンスを取り入れているつもりです。 稲垣さんの見解には、特にこれからの日本を生きてい…

「林住期」を暮らす。

インドの四住期という古くからの考え方があり、僕も稲垣えみ子さんの著書である「魂の退社―会社を辞めるということ。」で紹介されていることをきっかけに知り、その後、五木寛之さんの「林住期 (幻冬舎文庫)」も読み進めて認識した内容です。 45歳を過ぎてFI…