僕の賜物・49歳FIRE生活 (ぼくたま)

僕とパートナーとワンちゃん2匹のセミリタイヤ生活

「自由」な暮らし。

僕は49歳で会社を辞めるまで、長年ホワイトカラーの会社員だったので、典型的な9時 ~ 6時で働いて土日の週休2日と祝日休みという生活サイクルを、かれこれ30年近く過ごしていました。

会社員を辞めようと思った時「これからは、出来るだけ縛られず自由に暮らそう」と考えていました。

パートナーも既にFIREしていましたし、僕も、そもそも人混みが苦手なので土日が休みであるメリットがない・・・平日の昼間に出掛けられれば、どこも比較的空いているし、快適だと思いながら、会社員だと中々そうはいかない日々でした。

当たり前すぎて、今まであまり疑問に思うこともなかったけれど、一体、誰が労働時間は8時間で土日休みでを会社員の標準的な働き方と定義したのか。かれこれ、この就業形態で一体何十年会社員は、縛り付けられているのか・・・そもそも毎日1日の1/3を労働に充てるって、もはや長すぎはしないだろうか。

会社員を辞めてからは、原則、土日祝は出来るだけ外出せず、平日に出掛ける様にしています。毎週月曜日が憂鬱だったけど、もう曜日は意識せずに暮らしています。土曜だから日曜だから特別何かが変わると言うこともなく、誰かが決めた決まり事にも振り回される事なく、日々、自由を感じながら、淡々と過ごせています。

自由って素敵。

会社員時代を過ごした最後の40代の10年間は、特に本当に余裕がなくって脇目も振らずに盲目に懸命に働きました。明日の事を考えて準備をして体調を整えて、憂鬱な気持ちを抱えながら、でも、その日1日が我慢だけで終われずに、なかなかその日を終えられず、夜を閉じられなかった。

昨日も今日も明日も判で押したような毎日ですが、勝手に早起きする様になり、毎日、朝起きるのが楽しみでなりません。夜は、日が暮れて夕飯も終えたら、早々に床について、安らかにその日の夜を閉じられるのです。

「健やか、とはこの事か」と改めて思い返したところです。