僕の賜物・49歳FIRE生活 (ぼくたま)

僕とパートナーとワンちゃん2匹のセミリタイヤ生活

「脱成長」に納得。

僕は、49歳で会社員を辞めて、早期リタイヤしたのですが、その一因にはコロナ禍を始め、昨今の世界情勢も少なからず影響を受けていた様に思います。

大国では政治主導での分断が始まり、コロナ禍で国同士の行き来が出来なくなり、気候変動が激しくなり、地球沸騰化と呼ばれ、隣国への侵略や略奪などが頻発しています。

それなりに海外の人たちと世界各国に支社を置く会社で働いて来た今までの自分を否定されている様な気持ちになった時もありました。

それでも会社の目的は「利益」でしたし、僕も含めて働く従業員も「より高い職位と給与」を求めて、社内で競い争う姿を見続けるのでした。

年齢的なことや今までのキャリアを歩んできた歴史もありますが、人生の多くの時間を会社員として費やしている自分の仕事が「これで良いのか」という思いが日に日に大きくなり「このままでは死ねない」と感じたのも事実です。

自分の人生や暮らしの中の「何かを変えなければ」という思いが強くなっていきました。

「脱成長」

稲垣えみ子さんも著書の中で、類想について述べられていますし、世のミニマリストは、過剰な消費を豊かさとする経済社会へのアンチテーゼとして現れたライフスタイルです。

散々消費を煽って来た中高齢世代の「ツケ」を若者世代にあらゆる側面で残していく様な考え方には議論が必要な今のオジサンたちです。