FIRE生活に入ってから「循環する暮らし」を感じる様になりました。会社員時代はもとより学生時代から既に、いつも何かしらの「目標」を掲げて、それに向かって努力する日々を送って来た様に思います。
会社員の頃は、会社が掲げる目標、個人の目標、年度の目標、四半期の目標、定期的なそれぞれの達成度合のチェックが常に繰り返され「終わりのないゴール」に向けて突き進むのです。
会社の業績が右肩上がりの時期は、まだ、それでも良いですが、ビジネス環境は厳しくなるばかりの昨今は「ラットレース」感が増すばかりです。
プライベートでも、年収を上げたい、老後の心配の無い様に準備しておきたい、家族との時間も存分に取れる様になりたい、自由な時間を保てる様になりたい、などなど「とめどない目標」に向かってがむしゃらに働いていたのです。
言わば、生まれてから死ぬまでの一直線の人生を来る日も来る日も辿っていたのです。しかしFIRE生活に入ってからは、毎日が螺旋状に繰り返されながら進んでいく「循環する毎日」を感じる様になりました。
もう、どこかに目標を定めて突き進む事もなく、今この毎日がこの先も穏やかに繰り返されていく事に、大変満足しています。もう「目標」はありません。強いて言うならば「パートの仕事をもう少し効率的に進められる様になりたいな」くらいでしょうか。
