僕の賜物・49歳FIRE生活 (ぼくたま)

僕とパートナーとワンちゃん2匹のセミリタイヤ生活

「欲」には素直に生きたい。

僕は、ミニマリストやシンプルライフなどの、いわゆる少ない消費で暮らす生き方には賛同です。が、しばしば、「欲を刺激されないために、こうしてます」「物欲を抑えるために、こうしてます」などの情報を見かけると、正直ちょっとモヤモヤしています。

価値観は人それぞれですし、それらの「欲」を抑えても「働く」「稼ぐ」事を選びたくない人もいるので、理解はします。

が、個人的には「欲は個性」「欲には素直に」と思っています。「アレがしたい」「コレが欲しい」の欲望は、正にその人だけが抱く感情で、その内容は千差万別ですから、自分の中では大切にしたい部分です。

僕は元々物欲も強く無いですし、メディアに影響されて何かを買うことも無いので、その様に思うのかも知れないのですが「欲しいものは買いましょう」と思います。そのために必要であれば「バンバン働いて稼ぎましょう」は豊かな暮らしだと思います。

しかしながら人生の歩みの中で、既にお腹いっぱいに「欲」は満たされたのなら、そこからは卒業して、本当に必要なモノだけで暮らす事が輝くように思うのです。

過度な消費は無意味ですが、無理に消費を抑えることも、それまた無意味で人生を味気ないものに変えてしまうような気がします。「欲を刺激されても、要らないものは要らないし、欲しいとも思わない」のです。

僕が影響を受けた稲垣えみ子さんも、佐々木典士さんも共に、それはそれはバンバンお金を使ってマキシマリストであった時代の反動・反省の先に辿りついたライフスタイルであり、今の僕のFIRE生活もその心境にとても近しい暮らしだと感じます。