僕の賜物・49歳FIRE生活 (ぼくたま)

僕とパートナーとワンちゃん2匹のセミリタイヤ生活

「投資」の基本は、ほったらかし。

僕は主に不動産の資産所得でFIREしているので、金融資産の運用はまだ道半ばな状況ですが、NISAは、積立NISAが始まった2014年から、それ以前から積立ていた投資信託を移管する形で、運用しています。

会社員時代は、企業型確拠出年金があったので、iDecoはやっていませんでしたが、会社員を辞めたタイミングで、企業型確定拠出年金からiDecoへ資産を移管して投資・運用をしています。

2024年からのNISA枠拡大に伴い、巷には様々な情報が「これでもか」と溢れていますが、僕は投資の基本は「ほったらかし」で良いと思っていますし、それでしか運用をしていません。

株や債券が好きで各投資先の会社の財務状況や業績を調べたり、各国の財務状況や経済成長率を分析するのが「好き」な人は、詳細な情報から細やかに運用をすれば良いと思うのですが「くれぐれも証券会社の営業マンの言う事を鵜呑みにしない」は、大切だと思います。

僕の様に「わずかな運用資金をなんとか老後に向けて預金よりは増やしておきたい」人間と「より手数料の高い金融商品を少しでも多く販売したい」証券会社の営業マンとでは、そもそもの利害関係が一致しません。

リターンが大きい金融商品は、ハイリスクです。元本割れした時に証券会社の営業マンが補填してくれる訳でもなく、あくまでも「自己責任」なので留意が必要です。

ほったらかし投資の基本的な考え方は「世界の経済成長の分配を頂く」です。インデックス投資と呼ばれる各国の株価指標に連動する「全世界株式」「オールカントリー」「オルカン」などと呼ばれる投資信託やETFを毎月定額で積み立てて、後は放っておきましょう。

投資先を米国や日本に集中させても良いですが、上記も世界各国のGDP比に応じて投資の割合をフィリ分けていますので、必然的に米国への投資割合が大きくなりますし、米国株が下がった場合には、日本をはじめ多くの国の株価も下がりますので、それであれば、ほぼ同じ様にも思います。

ただ、この場合の留意点は「運用期間」です。10年ほどの運用期間だとタイミングによっては市場が暴落していたり、暴落から回復し切れていない状況に見舞われる可能性があり、その場合には、元本割れのリスクがあります。15 ~ 20年の運用期間では、ほぼ元本割れはなく利益が出ているのが今までの過去の傾向の理解です。

これらインデックス投資のリターンは、ほとんどのプロのトレーダーのリターンを上回るという調査分析の報告もあります。

僕も実際、これらインデックス投資の積立投資のみですが、積立NISA以前の頃からの約10年程の運用では、今のところ投資元本に対して30%程の利益が上積みされています。