僕の賜物・49歳FIRE生活 (ぼくたま)

僕とパートナーとワンちゃん2匹のセミリタイヤ生活

「Die With Zero」何も残さない。

僕がFIREしようと会社員を辞められた理由の一つとして、この考え方にも背中を押された部分があります。

お子さんやご家族に「出来るだけ多くの資産を残そう」と考えられている方はもちろんいらっしゃると思うのですが、僕はそのような環境ではなく、両親にも既に少々の親孝行や兄弟にもそれなりに、パートナーも自身の資産がありますので、僕の資産を残さなくても心配がありません。

そのため、FIRE後の生活のどこかで、これら資産元本を取り崩す、と言う選択肢もあります。当面は、運用所得のみで生活していくのですが、ある程度の年齢に差し掛かった時には、これら資産を全て売却して、残りの人生はそれらの売却益で暮らしていく事も可能です。

自分が死ぬまで「資産を減らさない」を前提とするよりも、FIREに必要な資産額も少なくて済むはずです。日本で亡くなる方は、平均で2,000万年程の預貯金を残す様ですが「自分の死後は誰にも何も残さない」と言う判断をされる方もいらっしゃる様です。

また、人が亡くなる前に後悔する事の1つに「働き過ぎなければ良かった」「あんなに働かなければ良かった」があるそうです。

働く事とお金と人生の関係性は人それぞれ、感慨深い内容です。