僕の賜物・49歳FIRE生活 (ぼくたま)

僕とパートナーとワンちゃん2匹のセミリタイヤ生活

「副業」って難しい。

僕が会社員として世に出た頃は、バブルが弾けた氷河期世代真っ只中で、様々な大企業も倒産や統廃合が進んだ時代でしたが、まだまだ、日本企業の多くでは終身雇用が前提とされ、副業は認められていませんでした。

時代は変わり、ここ数年で一気に副業OKの機運が高まり、大企業を始め様々な企業でも副業を認める会社が増えていて、働き方の柔軟性が広がっている点は喜ばしく感じます。

ただ

「副業って難しくないですか?」

が正直な感想です。

僕は器用ではないので、会社員時代にも何度か副業に挑戦しましたが、結局、それなりの収益を得られるところまでは全く至りませんでした。

会社員としての本業に、毎日1日の1/3以上を費やして「それ以外の時間で副業OKですよ」と言われても・・・休みたいし、遊びたい・・・それ以外の時間でも更にお金を稼ぐ努力をしろ、って中々ハードル高くないですか。

成功事例が様々メディアで取り上げられるものの、副業の成功事例に再現性はなく、結局、安定した収益を得ようと思うと、休日返上して、雇われのアルバイトなどに終始してしまう様にも思います。

結果、僕は本業を頑張って、転職もしながら年収上げる事でしか、経済的に納得できる収益を得る事はできず、副業はいつの間にかおざなりになり、忘れていく・・・を繰り返しました。

IT技術が発達した事で、副業の内容も、昔よりはやれる事の幅も広がり挑戦しやすくなった様には思いますが、それでも最終的に稼げるかどうかはやってみたいとわからない、そこに賭ける継続的なエネルギーの捻出が個人的には難しい気がします。

もはや、雇う側で終身雇用を担保できなくなり、ワークシェアリングなどで雇用を守らなければ立ち行かなくなった会社の都合で設けられた「副業OK」では、あまり意味もなく中々活用できないのかも知れないですね。