僕の賜物・49歳FIRE生活 (ぼくたま)

僕とパートナーとワンちゃん2匹のセミリタイヤ生活

「Barista(バリスタ) FIRE」しています。

Barista(バリスタ) FIREというのは、生活費は資産所得で賄い、ゆとり費は雇用されて賄う暮らし方です。(因みに、Side FIREは、ゆとり費を自営業で賄います)

僕は49歳でFIREして、資産所得を糧に暮らす事にしたので、30年近く続けていたIT企業での会社員を辞めました。当初は、当面、会社員としては働く気も無く、将来的に何か自営業でビジネスを立ち上げられたら良いな、などとボンヤリ想いを馳せていたところでした。

しかし、今までの会社員時代に払い続けていた雇用保険の手当も気になっていたのも事実で、退職後、取り合えずハローワークへ赴きました。雇用保険の失業手当は「就職する意思が無く、求職活動しない人には支給されない」ので、受給は期待していなかったのですが、なんとなく説明を聞き求人情報を見始めると、少しずつ心境も変わっていきました。

世の中には実に、様々な仕事があり、今まで30年近くずっと都心でITの仕事をしていて、地方では働いた事が無かったし、他の職種に携わることもありませんでした。今までは、

「自分が持ち合わせる能力で最大限に稼げる仕事」

を選ばざるをえませんでしたが、FIRE後は、生活費は資産所得で賄えているので、少々お給料が少なくても生活に困ることはありません。

また、今まで健康保険料は給料から天引きでしたが、退職後は自分で納めなければなりません。退職前にその金額は用意してありましたが、国民健康保険料は前年の収入を基礎に算出されます。

退職時には、会社員の目標年収程は超えていたので、定期収入を失った無職の人間にはなかなかの金額です。

再就職して社会保険に加入できれば、収入に見合った社会保険料の支払いとなり、且つ、会社が半分は負担してくれるので、自身での支払いを考えると、少なくとも算出基礎額が下がるまでは、金額的なメリットも充分にありました。

結局、自宅から徒歩10分の会社でパート勤務を始めました。社会保険には加入させて貰っていますし、今まではデスクワークで相応にメタボで健康を害していたので、体を動かす仕事を選びました。

いつまで勤めるのかは未定ですが、パートタイムなので、自由時間も確保できていますし、そこまで大きな不満もありません。生活に困る訳でも無いので、嫌になったら最後は辞めても構いませんし、気楽に楽しく働いています。

普通の会社員でもできる 日本版FIRE超入門

普通の会社員でもできる 日本版FIRE超入門

  • 作者:山崎俊輔
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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