僕の賜物・49歳FIRE生活 (ぼくたま)

僕とパートナーとワンちゃん2匹のセミリタイヤ生活

「若い頃に」遊んでおく。

FIRE生活を送る様になって、簡素な生活を維持するお金以外は、近所の外食とたまの旅行くらいが贅沢で、その他に必要な場面もありません。「欲がないなんて寂しい」という考え方も理解しています。

人の人生は様々で人それぞれの状況がありますが、僕もパートナーも若かれし頃に
「有り余るエネルギーを良い事に、散々やりたい放題にやりたい事をやってしまった」と言う過去があり、今この年齢になってしまっては、それほどの欲も無いのです。

怖いもの知らずで海外にも出ましたし、楽しく遊び呆けたり、調子に乗って少々の危ない目や怖い思いもしましたし、幸いにも仕事の待遇にも恵まれたので、思いのままに少々の贅沢も嗜みました。

若くして家庭を持たれて子育てに時間もお金も必要だったりすると現役世代を終えて、やっとの老後に今まで出来なかった事に時間とお金を費やしたい人もいらっしゃるので、老後を生き生きとして暮らしたい人には、思いっきり楽しんでもらいたいです。

どちらも人生の選択ですが、個人的には「若い頃に」遊んでおいて良かった、と言う実感はあります。年齢を重ねてから遊ぼうとすると、今までの反動なのか、中には色に走ってしまったり、無謀なお金の使い方をしてしまう人もいます。

若い頃なら多少の失敗も取り返しがつきますが、年齢を重ねてしまうと取り返しがつかない程に、気づいた時には後の祭りにもなりかねません。放送作家の鈴木おさむさんも「引退」を表明されましたが、ある程度の年齢を重ねて後進の育成に区切りがついたら、その後はのんびり暮らすのも悪くありません。

僕の様な人間は、年齢を重ねてからお金を持っても有効活用ができないので「お金を持つなら若い頃に、お金を使うなら若い頃に」と思っています。

FIRE生活するにも、少ないお金で満足できる方が楽に達成はできますので、若い時にお金も苦労も買っておくのもオススメです。