僕の賜物・49歳FIRE生活 (ぼくたま)

僕とパートナーとワンちゃん2匹のセミリタイヤ生活

自分への「ご褒美」に困る。

FIRE生活に入ってから「旅行」はもう少し暖かくなってからにしたいと先延ばしの中、引き続き少ないお金でシンプルに淡々と日々を暮らす事を楽しんではおります。

しかしながら、それなりにパートの仕事も頑張っているので、疲れてきた時には稼いだパート代で「たまには何か自分にご褒美でも」と思い立つのですが、これがまた、なかなか良い使い道が思い浮かびません。

「自分へのご褒美」や「〇〇円で買えるもの」などと検索はしてみるものの、家電も家具も必要なものは揃っていて不満もないし、美味しいものを食べに行くと言っても、既にそれなりの外食はしているし、そもそもパートナーがかなりの偏食で食べ慣れないものは受け付けない・・・

スイーツやお取り寄せも何か無いかと探してみるのですが、量が多くて食べきれなさそうで諦めるのと、ご近所もなかなかにお年寄りで、気軽にお裾分けできる様な場所もなく断念・・・

清潔感だけは失わない様に身なりは整えますが、洋服だ鞄だ靴だと新しいものよりも今既に持ち合わせているものが好きなので、当面、買い換える予定も無し・・・

「全くこれでは何のためにパートで頑張ってお金を頂いているのかよく分かりません」

かと言ってパートを辞めるつもりもないのです。

辞めてしまったら持て余す時間を無駄にしている様に感じるし、パートをしても自分や家族との時間は保てるし、何より身体を動かす仕事なので健康に良い!のです。

「既に働く目的がお金ではありませんでした・・・」

でも、パートとは言え仕事である以上、責任を持って働いているのですから、その対価は自分にとって実のあるものに使いたいのです、という悩みがなかなか解消されない日々が続いていました。

悩んで悩んで辿り着いた答えは、

「好きな作家さん - 志村和晃さん - の器を買い足しました」

少々お値段も張りますし、そそっかしいので結構食器洗いの時に割ってしまうのですが、収納にもまだ空きがありましたので、決めました。いつものシンプルな家ご飯も、新鮮に美味しそうです。

お金は稼ぐのも難しいのですが、使うのもまた、難しい。